何が原因?

吃音治療

何が原因?

吃音

まず、はじめに言っておくと、吃音は現在でも、
しっかりと原因が解明されている病気ではありません。

 

いくつか、考えられる原因はありますが、
確実に「これが原因」と言えるものはないんです。

 

 

考えられている主な原因

 

ただ、それでも主に原因と考えられているものがあります。

  • 遺伝
  • 脳の機能不全
  • 環境
  • 性格、精神的問題

 

遺伝

吃音

吃音を引き起こす遺伝子があり、それが原因で吃音になるという説です。
吃音になる人は、家族や親戚にも吃音者がいることが多く、
以前から、遺伝が関係していると言われていました。

 

しかし、家族、親戚に多いのは、共通の習慣やしつけなどあり、
「遺伝」ではなく、「環境」が原因ではないか?という意見もあり、
専門家によっては、遺伝を否定する人もいました。

 

ただ、2010年、
National Institute on Deafness and Other Communication Disorders (NIDCD) によって、
吃音の原因遺伝子が特定されたという報道がありました。

 

http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8507086.stm
こちらでは、日本語で解説をされています

 

もっと、研究が進むことで治療の足掛かりになるかもしれません。

 

脳の機能不全

吃音

吃音の人とそうでない方の脳をMRIで検査をした調査があります。

 

すると、吃音でない人は、発言時「左脳」が優位になりますが、
吃音者は「右脳」が異常に活発になったそうです。

 

また、言語と非言語運動野の部位の連携が悪く、
そうでない方と比べ、明らかに脳の働きが異なることがわかりました。
※『大脳半球優位説』(1931年にリー・エドワード・トラヴィスが提唱)

 

環境

吃音

まわりの環境などの影響により、吃音になるという説です。

 

しつけの厳しい家の子に吃音者が多いことや、
ストレスなどで悪化することがあるため、原因の1つと考えられています。

 

また、家族に吃音者がいると、
自然にその人から言葉を覚えたりするため、
本人も吃音になってしまうとも言われています。

 

性格、精神的問題

吃音

一般に吃音症は、

  • 繊細
  • 気にしすぎる
  • 完璧主義
  • 不安感が強い
  • あがりやすい

という性格の人が多いと言われています。

 

実際、吃音は大人になり、自我が芽生えると治りにくいので、
「性格」や「精神的」な要素は関係が強いと思います。

 

 

 

以上が、現在、主に考えられている吃音の原因です。

 

当然、必ずしもこれらは1つ1つ独立しているわけでなく、
2つ、3つ複合的に絡んで、吃音になっている場合もあります。

 

 

吃音になるきっかけは?

 

吃音の原因はわかりましたね。

 

それでは、こういった原因がある場合、どういうきっかけで吃音の症状が出るのか、
いくつかのパターンを紹介します。

 

人のマネ

人のマネがきっかけで、吃音症になる場合があります。

 

さきほど「環境」の部分で簡単に説明しましたが
家族に吃音者の方がいらっしゃった場合、その人のしゃべり方のマネをしていると、
体がその癖を覚えてしまい、吃音症になる場合があります。

 

子供は、幼少期に言葉を覚えていく過程で、
身近な人の話し方を真似ながら育ちます。
ですから、家族などに吃音の方がいる場合、
どうしてもそのしゃべり方を模倣するので、吃音になりやすいわけです。

 

ストレスを受けた

幼少期に過度に厳しいしつけをされた場合や、いじめにあったような場合、
叱られた場合など、情緒不安定になったり、強いストレスを感じることがあります。
そのような場合も、症状が現れます。

 

利き腕の矯正

左利きの人が、利き腕を矯正した場合に発症したこともあります。

 

 

 

このように、きっかけもいろいろなパターンがあります。

 

 

吃音治療

 

 


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